工事担任者 DD3種に合格しました。勉強法や苦労したことを紹介します
本ページはプロモーションが含まれていますそもそも工事担任者とは?
簡単に言うとインターネットのLAN工事などをする際に必要となる資格。主に工業科の学生やIT業界の人が受けるみたいです。光回線を申し込むと、工事の方が来てくれると思いますが、あの方たちがやっているような回線を引くために必要な資格です。正確には、電気通信の工事担任者は、電気通信回線に端末設備、
又は自営電気通信設備の接続工事を行い、又は監督する者の資格です。
(公式ホームページより引用)
となっています。昨今の世の中は、パソコンやスマホを一人一台持つようになってきていますが、ネットワークがあるからこそ利用できています。工事担任者はこのネットワークの工事を行うために必要な重要な資格です。
工事担任者(DD3種)に合格するために何をした?
結論から言うと、王道のことしかやっていません。①工事担任者の公式問題集を繰り返し解く(最低3回以上)
②過去問を繰り返し解く(最低3回以上)
詳しく説明しますね。
①工事担任者の公式問題集を繰り返し解く(最低3回以上)
テキストはリックテレコムの最新のテキストを利用しました。最新のもので大丈夫です。テキストは自分が受験する年度、時期にあった最新のものを利用しましょう。リックテレコム (2019-08-01)
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解き方は非常にシンプルです。通常通り問題を解いていきます。そこでわからなかった問題に印を付けておいて、不正解だったところを正解できるように復習を繰り返す、という勉強法をしました。時間は少しかかりますが、間違いなく重要だと思います。
②【超重要】過去問を繰り返し解く(最低3回以上)
■過去問はこちら電気通信国家試験センター | 電気通信の工事担任者試験問題・解答
過去問は特に重要です。自分で過去問研究をしてわかったことですが、工事担任者資格のコツは過去問をいかに解くかにかかっています。試験の傾向として、過去問と同じような問題が出やすいです。もちろん数字や出し方が若干変わりますが、大筋は同じのため、過去問の傾向をバッチリ掴んでおくことが合格への近道だと思います。
トータルの勉強量はどのくらい?
勉強量は正味3ヶ月ほどでした。毎朝電車で30分くらいテキストを読み、昼休みに食事をとりながら過去問演習、帰りに過去問で解けなかったところを電車で読む、こんな感じです。隙間時間でも十分合格は狙えます。ただし、自分は文系出身ということもあって、問題傾向になれるために、土日に何回かまとまった時間(3時間くらい)で過去問演習もしました。が、物理、数学的な内容が出てくるので、結構お腹いっぱいになってしまいました。科目別対策
工事担任者試験には基礎・法規・技術の3つがあります。法規と技術
ひたすら暗記です。それしかありません。力技で覚えましょう。初見の自分は、「なんじゃこれ・・・」というくらい意味がわかりませんでした。マジにこれ日本語かよレベルです。
ここで諦めずに一つ一つの言葉をGoogleで検索して、こういうことかーと調べていくことが重要です。
このパート「自分の身になる学習」というよりも「試験に合格するための勉強」になっていますよね。すみません。。。実際、こんな感じで勉強してしまいました。
基礎
ちょっと数学、物理の知識が必要です。高校の青チャートを引っ張ってきたりしました。logとか平方根とか抵抗とか、正直全然わかんなかったです。質問の意味とか言葉の意味も。が、こちらも公式テキストの解説を何度も繰り返し読んで、一つ一つ解けるようにしていきました。正直、ほとんど基礎に時間を費やしたと思います。
解き方がわかったらあとはパターンに当てはめるだけなので、そこからはスムーズ。過去問では数字を入れ替えたりするだけなので、唐突にコツを掴むときが来ると思います。
まとめ
過去問を繰り返し解いて、アベレージで8割以上を取れるようになれば、合格は近いと思います。繰り返しいいますが、工事担任者は過去問の研究が最重要です。過去問を暗記するくらいやれば合格できる可能性がグンとあがりますので、がんばりましょう!自分の経験がこれから工事担任者試験を受ける方の何かの役にたてば!
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あとがき
ちなみにですが、工事担任者には、DD3種の他にAI3種というものがあります。違いはデジタルかアナログかという点です。実はDD3種を持っている人はAI3種を受験する際、基礎と法規が免除されます。ステップアップのために合格後はAI3種を目指しても良いですし、さらにステップアップして2種、1種、総合種を目指しましょう!
試験免除の件は詳しくは公式ホームページをご確認ください。