サポート切れのDell Chromebook 11にGalliumOSをインストールして起動してみた
本ページはプロモーションが含まれています以前、Dell Chromebook 11 を使っていたのですが、しばらく前にサポート切れになったのをきっかけにほとんど使わなくなっていました。何か活用方法がないものか調べたところ、ChromebookにGalliumOSというLinuxベースのOSをインストールできることがわかりました。
実際にやってみたところ問題なく起動しましたので、今回はインストールまでの手順や気付きを紹介します。
この記事の内容
- Dell Chromebook 11にGalliumOSをインストールした流れを紹介します
インストールする際に参考にしたもの
YouTubeで具体的な手順を動画で紹介してくれているので、作業の全体感がつかめて非常にわかりやすかった。めちゃくちゃ初歩的な手順については省略されているので初心者にはちょっと難しかったけど、色々いじっていたらわかるレベルの内容だった。
Chromebookをディベロッパーモードに切り替える際に参考にしたページ。Chromebook本体だけでできるので作業自体は簡単だった。
ChromebookにGalliumOSをインストールする方法を調べた際に参考にした記事。こちらも作業の全体感を掴むために非常に参考になった。
事前に準備するもの
自分は以下の環境で作業をしました。isoイメージの書き込みソフトやUSBメモリは何でも良いと思いますが参考までに。
- Dell Chromebook 11 本体(メモリ2GBのタイプです)
- GalliumOS (isoイメージ、同じDellのChromebookの場合はhaswellを選択)
- OS書き込みソフト(balenaEtcher)
- USBメモリ(OSインストール用)
GalliumOSのインストール
注意事項
- 今回の作業をするとChromebookのデータは完全に初期化されます。バックアップを必ず取っておくようにお願いします
以下の流れでインストールを行いました。
- ハードウェア書き込み保護ネジを抜く
- Chromebookをディベロッパーモードに切り替える
- コンソールからSeabiosを有効化
- GalliumOSをUSBに焼く
- ChromebookにUSBを挿し、GalliumOSをUSBから起動
- GalliumOSをChromebookにインストール
ここで大変だったのがハードウェア書き込み保護ネジを抜くこと。PCのカバーが思ったより固くて開くのに苦労しました。作業する際はヘラのようなものがあると良いかもしれません。
またUSBにisoを焼くのにどのようなツールを使ったらよいか情報がなかったため、よくRaspberry Piで利用しているbalenaEtcherを利用してみたところうまくいきました。迷ったときはこれを使えば間違いなさそうです。
GalliumOSの起動
YouTubeの動画を参考に、USBを挿した状態で再起動を行います。そうするとブート画面が立ち上がるので、「Esc」キーを押すとGalliumOSの起動画面が表示されるので、インストーラーを起動しました。デスクトップ画面まで起動すれば完了です。
まとめ
無事、GalliumOSをインストールすることができました。少々苦労しましたが、問題なく動作しているので安心しました。これから日本語の環境で利用できるようにセットアップなどをしていきたいと思います。
ChromebookはWindowsのPCとはちょっと違って、OSをインストールするのに保護ネジがあるのを今回初めて知りました。最初はこれに全然気が付かなくてどうしてもインストールできなかったのですが、YouTubeの動画を見つけてようやく解決しました。サポートが切れているPCなので思い切ってOSを入れ替えてしまいましたが、インストールの際にはデータのバックアップを忘れないようよろしくお願いします。