中古のThinkPad L390のSSDとメモリを換装してコスパ最強マシンを作る
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最近、Windowsのノートパソコンが欲しくなり、色々ネットショップを物色していたのですが、それなりの性能のパソコンを買おうとすると10万くらいかかってしまうためなかなか手が出せない状況でした。
そこで思いついたのが中古のノートパソコンを安く買って、自分好みのスペックにカスタマイズしてしまおうということでした。今回は自分のその体験談などを紹介したいと思います。トータル約4万で自分は入手できました。コスパの良いマシンを探している方の参考になれば幸いです。
ThinkPad L390とは
ThinkPad L390とはLenovo製のノートパソコンで、2018年末に発売された比較的新しめのノートパソコンです。Lシリーズは低価格ながらもThinkPadの使い心地そのままのコストパフォーマンスに優れたシリーズです。自分はセルフで以下のようなスペックにカスタマイズしました。
CPU | Intel(R) Core(TM) i5-8265U CPU @ 1.60GHz 1.80 GHz |
コア/スレッド | 4コア/8スレッド |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
OS | Windows10 Pro |
ディスプレイ | 1366 × 768(HD) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 |
指紋センサー | なし |
顔認証 | なし |
重量 | 1.46kg |
サイズ | 322x224.2x18.8mm |
なぜThinkPad L390を選んだのか
自分でSSDやメモリを換装できるモデルだからです。最近のThinkPadはメモリがオンボードになっており、自分でメモリを変更することができません。2019年ごろまでのモデルは自分でカスタマイズすることができるのであえて少し古く、かつ値段も抑えめのモデルを狙いに行ったためでした。
ThinkPad L390はSSDはm.2のSSD、メモリは最大で64GB(32GB×2枚)まで増設できるのでガシガシ使っても元値が安いので怖くなく、かつそれなりのスペックのPCにできるといういじりがいのあるモデルだと思います。
どうやって中古のThinkPad L390を購入したのか
ヤフオクで購入しました。運よく安めのを見つけ3万円くらいで入手できましたが、SSDが取り外されていたり、若干傷があるジャンク扱いのものだったので、自分でカスタマイズする方向けのやつでした。
いまさらながら気づいたのですが、Yahoo!ショッピングでほぼ同じくらいの値段で入手でき、SSDも初めからついているやつがあったので、それにしておけばよかったなとも思っています・・・日曜日はPayPayでかなり還元されるのでちょっともったいなかったなという感じです。
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メモリ・SSDの購入
到着したThinkPad L390ですが、SSDは付属なし、メモリは8GBのみ付属という状況でした。なのでメモリ8GBをもう一枚差して、SSDも追加でセットしました。せっかく安くThinkPadを入手したので、メモリもSSDも安く抑えるため必要最低限にしました。Amazonで購入したものは以下です。
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自分の購入時の価格ですとメモリが4,888円、SSDが5,680円で税込で10,568円という感じでした。どちらも無難なCrucialにしました。すでにデスクトップで利用したことがあるメーカーだったのでノートパソコンも同じCrucialで良いかーということで選んだのと単純に一番安かったためです。
ThinkPad L390のメモリ・SSDの換装
ThinkPadはパーツの換装が容易なことで定評があり、それほどPCに詳しくなくても簡単に換装ができます。何よりLenovo公式で分解動画が用意されているので安心して作業ができました。キーボードの交換なども比較的簡単みたいなので、劣化してきたらチャレンジしてみようかなと思います。
ThinkPad L390本体、中古なので若干傷があるが気にしない |
L390本体底面、ネジを緩めて底蓋を開ける。 |
用意したメモリとSSD |
L390の蓋を開けた。メモリとSSDがない状況 |
8GBのメモリとSSDを追加した |
メモリとSSD換装後のThinkPad L390のベンチマーク
最終的にメモリ16GB、ストレージが512GBとなった。ベンチマークをいくつか試してみたので、参考になれば幸いです。やはりグラフィックに負荷がかかるような処理は想定通りスコアがよくなかったですが、軽めの作業なら快適にできそうです。
ドラクエ10ベンチマーク
標準品質、低解像ですがとても快適 |
CINEBENCH
マルチスコアが3,085pt、シングルスコアが1,032pt |
CPU-Z
2枚挿ししているので、デュアルなのを確認 |
Core i5 8265-Uでした |
CrystalDiskMark
m.2なのでめちゃ早い。安いのに十分な性能 |
まとめ
今回は中古の中古のThinkPad L390のSSDとメモリを換装してコスパ最強マシンを作ってみた体験談を紹介しました。新品がもちろんベストではありますが、用途などを考えて中古を選択するというのも予算を踏まえて全然ありでした。4万と比較的予算を抑えつつ、それなりのスペックのノートパソコンをそろえることができました。もし予算を抑えつつノートパソコンを買いたいという方向けにこの記事が参考になれば幸いです。